-
セルフィッシュは隷属の海を泳ぐ
¥3,000
SOLD OUT
【セルフィッシュは隷属の海を泳ぐ 】 - A Wild Fish Chase - 発行日:2025年5月23日 Price:3,000 Edition:20 写真・構成・デザイン:大久保卯月 文章:大久保卯月、長谷川清人 手製本かつ気まぐれ制作のため個体差がございます。ご了承ください。
-
写真集「TERIYAKI」
¥1,500
SOLD OUT
フルカラー・A4サイズ・64ページ・限定10部 ※追加予定なし ================= かつてテリヤキは、世界の極東の島国の料理方法の1つに過ぎなかった。 それが1973年、日本のローカルハンバーガーチェーン店「モスバーガー」が、テリヤキソースで味付けされたハンバーガーを発売したことをきっかけに一気に飛躍した。モスのテリヤキバーガーが当時の女子高生の間で密かな話題となると、それは徐々に日本で浸透し、1989年にはマクドナルドでもテリヤキバーガーが発売され、テリヤキはワールドスタンダードの階段を登った。今ではテリヤキは日本を飛び越え、世界のteriyakiとなった。 言葉は意味を持つが、その意味は使う人と時代によって変わっていく。僕にとってテリヤキは、取り立てて食べたいと思わないが、好きな人は多いし、明日この世から無くなるかと思うと、それはちょっと悲しい。そんなものだ。テリヤキはその存在自体が疑うことは許されない当たり前のものなのだ。 僕は日本の田舎に生まれ、当たり前に公立の小中高を出て、当たり前に大学に行った。就職したが、地方は給料が安いので当たり前に上京した。秀でた才能はない平凡な人間だ。平凡な人間は、同じように平凡で当たり前な物や景色に惹かれる。これらの写真は、日本の街にありふれた、まるでteriyakiのような、モノや風景の写真である。
大久保卯月関連の作品を取り扱っています。
大久保卯月
写真家。社会に潜む境界によって生まれる個人の違和感に関心を持ち、仮説を立て、観察、実験、そして考察という実験的アプローチを用いて、主に写真を使って平面や立体作品を制作している。近年は写真と記憶の差異に着目し、写真という記録媒体としての曖昧性を、写真をミシンで縫い合わせる縫合写真や、即興的印刷を行ったリソグラフ、AIを使った生成拡張と立体化などの手法で研究している。
CV_2025.01.23
【個展】
2024「あはれてん」(OM SYSTEM GALLERY Creative Wall & Vision/ 東京)
2024「四角の湖に潜る 公開制作」(マエバシアートプラクティス市民ギャラリー / 群馬)
2023「あはれてん」(一茶双樹記念館 / 千葉)
2023「ファウン展」(coconova ギャラリー / 沖縄)*
【二人展】
2024「旧上庄レジデンスプログラム成果展 バッテン」(福岡県立美術館,九州芸文館 / 福岡)
【アーティストインレジデンス】
2024「福岡県新進気鋭の芸術家育成事業 旧上庄小レジデンスプログラム」(福岡)
2023「榛名湖アーティストレジデンス」(群馬)
【グループ展】
2024「第2回ECA展」(東京都美術館ギャラリーA/ 東京)*
2023「DELIRIUM」vol.4(渋谷ヒカリエ 8/ 東京)*
2022「GEISAI#21」(東京ビックサイト / 東京)
2021「DELIRIUM」vol.3(渋谷ヒカリエ 8/ 東京)*
2020「DELIRIUM」vol.2(渋谷ヒカリエ 8/ 東京)*
2020「PIN UP 3rd Anniversary Exhibition」(PIN UP Gallery/ 沖縄)
2019「DELIRIUM」vol.1(渋谷ヒカリエ 8/ 東京)*
2019「Seeker」(StockRoomGalareyKOZA・沖縄銀行本店 / 沖縄)*
2019「Monster Exhibition」(渋谷ヒカリエ 8/ 東京)*
2018「BUDS vol.2」(StockRoomGalareyKOZA/ 沖縄)
【写真集】
2025「セルフィッシュは隷属の海を泳ぐ」( 東京 / 私家版 )
2024「グッバイボイジャー」( 福岡 / 私家版 )
2024「ハトフライ エフェクト」(ZINE FAN2024 TOKAI ISSUE 出品 / 東京 / 私家版 )
2023「It was sort of like, you know… なんというか、そういう感じ。」(NERD ART BOOK SHOP 2023 出品 / 沖縄 / 私家版)
2022「TERIYAKI」(TOKYO ART BOOK FAIR 2022へNERD GALLERYより出品 / 東京 / 私家版)
【受賞】
2023「若手写真家支援写真展 Limelight Under30」グランプリ受賞
2019「Monster Exhibition」入賞 *
* は建築家の長谷川清人との2人組アートユニット uki として
【舞台】
2019「アリスゲーム」(舞台監督・制作・宣伝美術 / アトリエ銘苅ベース)
2019「那覇市地域文化芸能公演 TSUNAGU IV」(演出助手 / 那覇市体育館メインアリーナ)
2019「浦添市平和発信事業:島守のうた」(制作・宣伝美術・AP/ てだこホール)
2019「浦添市平和発信事業:Peaceful」(映像 / てだこホール)
2019「三月の5日間」(プロデューサー・宣伝美術 / アルテ崎山 A ホール)
2018「島守のうた」(制作・映像 / テンブスホール)
2017「永遠の一秒」(出演 / 沖縄市民劇場あしびなー)
他多数の作品に制作・宣伝美術・映像・演出として参加。
【教育】
2024「桑沢デザイン研究所夜間付帯教育基礎造形専攻」受講
2022「金村修ワークショップ」(講師は写真家の金村修・小松浩子、評論家のタカザワケンジ)
2019「琉球大学理学部海洋自然科学科化学系」卒業